八重山地方の旧盆の伝統行事「アンガマ」の概要
- 開催日時
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2017年9月3日(日)~5日(火)
(旧暦7月13日~15日) - 会場
- 石垣市の各地区(登野城・石垣・新川・平得・大浜・大川・真栄里)
- アクセス
- * 新石垣空港から市街地まで車で約45分
- お問い合わせ
- 石垣市企画部観光文化スポーツ局観光文化課交流推進班 Tel:0980-82-1535
- 関連サイト
- 八重山の年中行事 – 石垣市観光交流協会
- ソーロン アンガマ 後生の精霊
石垣島の詳細地図
旧盆行事「アンガマ」のハイライト
- 毎年、旧盆の時期に催される八重山地方の盆行事です。八重山の盆行事は「ソーロン」または「ショーロン」と呼ばれ、正月同様、盛大に催されます。
- 旧盆時期に、仮面・仮装の集団が呼ばれた家々を訪れて、歌舞を披露したり、あの世とこの世の珍問答が繰り広げます。
- 仮面・仮装の集団は、あの世の先祖たちの様子を伝える使者・精霊である翁(ウシュマイ)と媼嫗(ンミー)を主役に、さらにクバ花笠に覆面をした20人前後の一行から成ります。太鼓や三線をかき鳴らしながら、にぎやかに練り歩きます。
- 仮面・仮装の一行は呼ばれた家に着くと、仏壇に拝み(ウートートー)、花子やウシュマイ、ンミの踊りや歌が八重山方言で披露します。子孫繁栄と豊作を祈る「念仏謡」と言われています。
- そして、木彫りのお面を被った翁(ウシュマイ)と媼嫗(ンミー)は、観衆からのあの世と浮世に関する質問に、裏声を使ってコミカルな回答をして座を沸かせます。
- ※旧盆の初日(2017年は9月3日)、地元の新聞にアンガマの日程が発表されます。
- ※アンガマで使う木彫りのお面は、土産物の工芸品としても販売もされています。
※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。